成仏・極楽浄土へ

※年の瀬に長文ですが故人への思いを・・・

11月20日、私の父が癌のため他界しました。享年68歳でした。

コロナ禍でもあり親族、関係者で葬儀等は執り行わせていただきましたが、励ましのお言葉など頂戴したことに感謝いたします。

12月30日、本日、満中陰法要(49日)と墓へ納骨を無事にさせていただきましたのでご報告させてもらいます。両親は、私が中学の時に離婚しましたが、離婚していても節目節目での親交もあり大切な親でした。昔からお酒を飲むのが大好きで子どもの頃には花見等色々な方との宴会の席に一緒について行ったのを覚えています。誰に聞いても人付き合いが良く「いい人」で我慢強い人という人柄でしたが、一時は小さな会社の社長や、付き合いでライオンズにも所属していましたが、非情な判断や厳しい事も言えず、いい人がゆえに自分の給料を削ってまでいい人だったみたいです。一緒に飲みながら経営には向いてないなぁーと感じたことを思い出したり。。。

ただ、近年は認知症の母の面倒やハンディキャップをもった弟と生活をしており、仕事をしながら家事もやっていて、帰省して顔を出した時も一緒に飯を食べようと言ってくれたり、何よりも自分が選挙にでると言った時は、心配しつつも頑張れと励ましてくれました。葬儀の時に親父の友人から私の当選をめちゃくちゃ喜んでいたよ沢山の方から聞きました。会った時はそんな素振りは一つもなくあまり関心がないのかと思っていましたが、見守ってくれてた事に感謝です。

入院した時には既に手の施しようがなく、小さい時には大きく見えた背中や腕もか細くなっており、本人は闘病する気があったみたいですが、ご飯も食べれない状況で医者からの言うことも聞き入れなかったため、私がもう治療はやめようと言った時、少し寂しそうな仕草をした事が忘れられません。

また、一度もしんどいと言ったことはありませんでしたが、一度だけここから出て飯を食べ行こうと弱々しい声で言われ、元気になったら好きなものを食べに行こうと約束しましたが、残念ながら叶いませんでした。

入院して2ヶ月で他界しましたが、期間中に電話などで沢山話をできたこと、最後を看取れたことが自分にできた最後の親孝行かと思っています。

最後に私をこの世に誕生させてくれたことに感謝するとともに、これからは好きなお酒や趣味を思う存分楽しみながらこれからも見守ってくれたらと思います。合掌

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