文教委員会 〜児童の安全〜

8月19日、定例の文教委員会。私からは、2点。

▪️通学路における交通安全🚸 

本年6月に千葉県で酒気帯び運転で5名の児童が死傷する痛ましい事故を受け、文科省、国交省、警察庁からそれぞれの自治体に対して「通学路の交通安全点検」をするよう通達されており、本県における取り組み状況を確認☝️

「通学路の交通安全点検」は、平成24年度に京都府で発生した交通事故以降、各市町で取り組まれているが、市町によりかなりレベル差があり危険箇所が適切に抽出されていないこと😔 

危険箇所の抽出にあたっては、学校のみの意見ではなく、PTAや地域の意見も反映させたうえでリスト化し、学校に子どもを預けるPTAには最低限共有化されたいこと☝️ 

また、今回の調査の実施主体である学校や市町教育委員会が、積極的に道路管理者や警察と連携するよう動いていくこと☝️

私も通学路での要望事項を伺うことがありますが、危険箇所の改善計画が示されなければ、国からも予算措置がされないため、結果として予算がなく、ソフト対策のみとなってしまうため、このタイミングでしっかりと抽出し予算化できるよう切望しました。私の小学校では、PTA役員で分担して、通学路を実際に歩いてもらい、危険箇所がないか意見集約し、学校と協議し進めていこうと考えています。

※各市町で「通学路交通安全プログラム」が公表されていますので、ぜひご確認下さい❗️

▪️学校施設における防犯カメラの設置📹 

地元の学校で、不審火が発生し調査した件です。

現在、大勢が集まる施設や不特定多数の方が出入りする施設には、防犯カメラがスタンダードで設置されており、犯罪の未然防止、犯人の早期検挙に繋がっていますが、県立学校における防犯カメラの設置は4割程度😢

私は、未設置が多い根本的な理由は、設置の有無は学校が判断し、各学校の運営費で賄わなければならない⤵️

それでなくても学校現場は、予算が少ないのに、設置することで学校の運営費が削られるのであれば、設置しないことを選択する学校が多いのは当然と考えます。

引き続き、学校内で不幸な犯罪などが発生しないよう議論していきたいと思います。

130柿本 亜矢、的場豊、他128人