臨時委員会・視察

8月10日、私が委員長を務めている生活福祉保健員会で、三原市産業廃棄物処分場に関する現地調査、関係者からの意見聴取を目的に臨時委員会を開催し視察を行いました。

三原の産業廃棄物処分場については、県が実施した浸透水の検査にてBODの項目で基準値を超える値が検出され、県の指導により産廃物の搬入、埋め立ての停止、原因究明、水質改善を求めてきました。

指導後、数値は基準値内へ収まったものの、地域住民から不安の声や、三原市議会、竹原市議会からも広島県に対して意見書が提出されたこともあり委員会として、現場確認、関係者から意見聴取するために視察を提案しました。

〇産業廃棄物処分場

 展開検査(運ばれた廃棄物をどのように点検しているか)、調整池の水質などの状況、水質改善のために行った作業内容などを確認。

〇地域住民

 産業廃棄物処分場によって水質の保全が保てているのか心配の声、さらなる原因究明、行政として厳しい規制をかけてほしいなどの要望、水質の検査の適正な実施などの意見をいただきました。

〇三原市議会、竹原市議会

 議会として県に意見書を提出された経緯や住民からの声など意見聴取させていただきました。

事案に対して、臨時視察は12年ぶりでした。

私も初めての経験で、調整やどのように進めていけばいいのか苦慮しましたが、事務局の支えもあり何とか現地をタイムリーに確認することができたと思っています。

マスコミのインタビューにもお答えさせていただきましたが、今回の視察で、委員会として結論や個人的な感想をいうのが目的ではなく、委員各位がそれぞれの視点や考え方、思いがあったと感じますので、今後の委員会で様々な視点や考えを踏まえ議論されることが一番大切だと考えています。

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