安心
介護環境整備、地域ネットワークの
活性化で安心社会を目指します!
私が掲げる安心社会とは、住み慣れた地域や家庭で安心して、出産、育児、医療、介護サービスが受けられ、高齢者を孤立させない、防災、防犯等を備えた街だと考えています。その社会を実現するためには、行政が果たす役割も大きいですが、地域ネットワークの充実も不可欠だと考えています。
例えば、近年民生委員の高齢化、なり手不足が問題視されています。高齢者の在宅医療、在宅介護等の地域包括ケアを充実させたとしても、地区内の情報を的確に把握していなければ効果的に運用できないと考えています。
広島市では、地域活動の参画を推進するため満70歳以上の広島市民を対称に「高齢者いきいきポイント事業」を導入していますが、次世代の担い手である若い世代も地域活動に参画しやすい制度を広島市と連携して検討する必要があると考えています。
一方で防災、防犯の観点で言えば、先般尾道市向島で受刑者が逃走し住民に大きな不安を与えたことは記憶に新しいと思いますが、事件が長期化したのは、島内に空き家が1,000軒以上あったことも要因と考えられています。
県内には、空き家が22万戸(H25時点)あるともいわれており、「ほぼ6戸に1戸が空き家」という状況です。県でも空き家対策推進協議会を設置し課題解決に取り組んでいますが、空き家減少にまでは至っていません。もう少し踏み込んだ政策を議論し、県でも対策に尽力するのはもちろんですが、地方から国に対しても要望することも必要だと考えます。